皆さん、こんにちは。
WIM(ウィム)開発者の戸部です。

窓の外を見ると桜が咲き始めていて、
いよいよ新たな旅のシーズンが始まるな、とワクワクしています。
先日のクラファンも無事に全ての配送を終え、ようやく一息つきました。

そこで今、改めて考えていることがあります。
それは、「なぜ私は、この一見『どっちつかず』にも見える2WAYバッグに、
2年もの時間と数百万という大金を費やしたのか」ということです。

私の生い立ちから開発のきっかけ、
WIMの核心まで、全てを言葉にしました。
最後まで読んでいただければ、
私たちが目指す「移動の自由」が伝わると信じています。

「安く、早く、身軽に」── 旅は、リュック一択だった。


2001年9月。
私は日本とベトナムのハーフとして生まれ、
物心ついた時から海外が隣にある環境で育ちました。

これまで20カ国以上を旅して、使ってきたバッグは数えきれません。
時には心強い相棒となったり、時には移動の足枷となったり。
そんな過去の経験から、辿り着いた一つの結論がありました。

「旅は、リュック一択」
なぜ、そこまで言い切れるのか。
それは、私が何よりも「安く、早く、身軽に
旅をしたいタイプだから。

「LCC×機内持ち込み」という選択肢


最近では、LCC(格安航空)を賢く使って、
低予算で旅を頻繁にする方々も増えてますよね。
私もその一人です。

もちろん、JALやANAのようなフルキャリアの手厚いサービスも魅力的です。
ただ、LCCの圧倒的なコスパを考えれば、多少の不便さは些細な問題。
「席が少し狭い?機内食がない?……それがどうした!」って話なんです笑

移動にお金をかけるより、現地の屋台で美味しいものを食べたり、
そこでしかできない体験に1円でも多く注ぎ込みたい
それが、私の旅に対する価値観でした。でも、LCCを賢く使いこなすには、ある「鉄則」があります。
それが、荷物を預けないこと。

せっかくチケットを安く抑えても、
荷物を預けるだけで数千円もの追加料金が発生します。

しかも、到着後のターンテーブルで
荷物受け取りに30分から長いと1時間以上も待たされるし、
最悪の場合は破損や紛失なんてリスクも…。
だからこそ、LCCで機内に荷物を持ち込んで、
着いたら誰よりも早く空港を飛び出す。
これが「最安かつ最速の自由」を手に入れる正解だと思うんですよ。

ただ、ここで一つ大きな壁が立ちはだかります。
それが「7kgの壁」

LCCの機内持ち込み重量制限は厳しく、大体7kgまでです。
チェックインカウンターで測られるとき、毎度ヒヤヒヤしますよね...笑
でも一般的な機内持ち込み用スーツケースって、
それ自体の重さが実は3kg近くあるんですよ。
「え、ケースだけで制限の半分近く使っちゃうの?」って思いません?
しかも、キャリーは階段や人混みでは邪魔になってしまう...。

だからこそ、1kg前後のリュックで行くのが、最も多くの荷物を運べて、
最も自由に動ける、私の中での「正解」だったんです。

結局、肩が壊れる。旅を楽しめていない自分。


「じゃあリュックでいいじゃん」って思いますよね。
私もそう思っていました。
でも、リュックには最大の欠点があるんです。

「めちゃくちゃ疲れる」んです。

どこまで続くんだと思わされる搭乗口までの長い道のり。
まるで大蛇のような、税関前の並ぶ列。
ようやく着いたと思ったら、慣れない地での街中移動。

7kgという重さ。想像してみてください。
ボウリングの一番重い球(16ポンド/約7kg)を
リュックに詰めて、数時間も背負い続けることを。

それはもう、ツラいを超えて「絶望」です。
ようやくホテルに着いた時、本当はすぐに街へ繰り出したいのに、
クタクタでベッドにダウンしちゃう。

この疲労のせいで、本来行けたはずの観光地が一つ減っている。
これ、旅を全力で楽しめていないんじゃないか?

空港の長い通路を、スイスイとキャリーで
転がしている人を横目に「いいなぁ…」と羨ましく思っている自分がいました。

「身軽なのは間違いなくリュック、でもラクなのはキャリー。
状況に応じて、1秒で切り替えられたら最高なのに」──。

この私のわがままな欲望こそが、WIM開発の原点です。

 

中途半端な「2WAY」なら、いらない。


2WAYを創るなら、絶対に妥協したくないことがありました。
それが「切り替えの速さ」です。

いくら2WAYを謳っていても、
切り替えにかかる時間や手間が多ければ、
間違いなくどちらか一方でしか使わなくなります。

目指したのは、いつでも、どこでも、一瞬で。

そうして2年間の試行錯誤を経て辿り着いたのが、
独自のキャスター格納技術「消えるキャスター」です。

片手で1秒。瞬間オン⇔オフ。
急に現れるエスカレーターのない長い階段。
搭乗口変更による長距離の空港内移動。

そんな突発的な環境変化にストレスなく追いつけるのは、
この「速さ」があるからです。

そしてもう一つのこだわりが、「1.9kg」という軽さ。
一般的な機内持ち込みキャリーより約40%軽量化しました。

ハンドルは強度を保ちつつ、「シングルバー」を採用。
素材も何度も見直し、余分な装飾・機能を徹底的に削ぎ落としました。

この「消えるキャスター」と「軽さ」こそが、
圧倒的な「切り替えのしやすさ」を実現したのです。


これがあると・・

①階段や、床が不衛生なトイレ: 迷わず「リュック」
②駅や空港の長い通路: サッと置いて「キャリー」。
③深夜・早朝の出発: 住宅街でガラガラ音を立てたくないから「リュック」。
④帰宅後:タイヤは収納するだけ、掃除不要。
⑤バイクや自転車:「リュック」で、どこまでも。

これ、大袈裟じゃなく「旅の自由度」が
本当に見違えるほどグッと上がるんです。

そして、現地に着いた時の体力が全然違う。
すぐに「さぁ、観光しよう!」と動けるんです。
ぜひ、皆さんにも本当に体感してもらいたいです!

 

さあ、次はどこへ行きましょうか。

私はこのバッグを持ち、
ようやく自分の理想の旅のスタイルが完成したと思っています。 

また、クラウドファンディングを通じて、
「同じ悩みを持っていた人が、こんなにもいたんだ」と
分かったことが、本当に何よりも嬉しかったです。

「安く、身軽に、でもラクに」

欲張りな旅を、皆さんと一緒に楽しんでいきたい。
そんな旅を通じて、人生をより密度ある濃いものにしていきませんか。

今後は、私自身の旅の実経験を交えた具体的な使いこなし術や、
旅をより豊かで面白くするお役立ち情報も発信していきます。
ぜひ、楽しみにしていてください!

今後ともウィムをどうぞよろしくお願いいたします。

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